スーツケースの選び方は?5つのポイントを解説

スーツケースの選び方がよく分からない、という方もいるのではないでしょうか。確かにスーツケースにはさまざまな種類があるので、自分に合ったスーツケースを選ぶ際、どのように始めるのか迷うかもしれません。
本記事ではスーツケースを選ぶ際に重視したい5つのポイントについて解説します。また、レジェンドウォーカーから購入できるおすすめのスーツケースを5つ紹介します。
本記事を読むことで、スーツケース選びに欠かせないポイントを知り、自分に合ったスーツケースを見つける方法が分かります。新しいスーツケースを購入しようと思っている方は、ぜひお読みください。
スーツケースの種類

スーツケースは次の5つの素材から作られることが多いです。
ABS樹脂
ポリカーボネート(PC)
ポリプロピレン
アルミニウム
PCファイバー
どの素材から作るかによって、スーツケースの重量・耐衝撃性・値段などが変わってきます。各素材の特徴について詳しく解説していきます。
ABS樹脂
ABS樹脂はプラスチックの1つで、加工性に優れているのが特徴です。ポリカーボネートやアルミニウムに比べると安価で、スーツケースの素材としても人気があります。他には、スマホケースなどにもABS樹脂が使われています。ABS樹脂は見た目の美しさ・耐衝撃性が比較的高いこともメリットとして挙げられます。ただし、純ABS素材のスーツケースは重くなりやすく、2000年以降の主流ブランドではポリカーボネートに移行する傾向がみられます。とはいえ、ABS樹脂のスーツケースは値段も安価で、お求めやすい点は強みです。
ポリカーボネート(PC)
ポリカーボネート(PC)は現在主流になっているスーツケースの素材です。ABS樹脂同様に加工しやすく、幅広い場面で使われています。耐久力が高いため、ある程度薄いデザインにすることにより、軽くて持ち運びしやすくなります。また、難燃性(燃えにくさ)もポリカーボネートの方が優れています。また、同じ樹脂のABSと混合することにより、より耐久性能を高められるので、ABS+PC素材のスーツケースも数多く存在しています。
ポリプロピレン
ポリプロピレンは欧米で主流になっているスーツケースの素材です。一体成型することにより、生産時廃材がでにくく、大量生産に向いている比較的安価で環境にやさしい素材です。生活雑貨でもよくつかわれるポリプロピレンは、衝撃を受けても復元力が高く、軽くて割れにくいのも特徴の一つです。ただポリカーボネートの様に表面フィルムや加工がしにくいため、つや感などの特殊な表情を出しにくいのが素材の制限です。
アルミニウム
アルミニウムは金属の1つです。スチール・ステンレスなどの他の金属に比べて軽いのが特徴であり、スーツケースの素材として昔から使われています。耐食性が高く、長時間雨に晒されても錆びにくいのが特徴です。また、光沢も美しく、それでいて柔らかい雰囲気がある点も素材として人気が高い理由です。アルミニウムのデメリットは、金属なのでプラスチックよりは重い点です。また、値段がどうしても高くなってしまいますので、長く利用するのを前提でタイムレスなデザインがおすすめです。
PCファイバー
PCファイバーはハードケースに利用されるポリカーボネート(PC)の丈夫さと、ソフトケースに利用される繊維(ファイバー)の柔軟さを掛け合わせた自社開発の特殊素材です(実用新案登録済み)。外側がPC素材のため、雨の日でも本体に水がしみ込むことがなく、汚れても簡単に拭き取れるのが嬉しいです。内側のファイバーが衝撃を吸収し、中の荷物を徹底的に守ります。通常のハードケースより薄い作りを実現し、ソフトキャリー並みの軽さになっています。特殊素材のため、色や柄は限られますが、耐衝撃性と軽さを重視する方にはおすすめの素材です。
スーツケースの選び方

スーツケースの選び方について解説します。スーツケースを選ぶ際は次の5つを重視することをおすすめします。
サイズ
重量
セキュリティ
持久性
走行性
これら5つの点を重視することで、自分に合ったスーツケースを選びやすくなり、購入後に後悔することがなくなるでしょう。1つ1つの選択ポイントについて詳しく解説します。
サイズ
スーツケースの大きさは30リットル未満のものから100リットル以上のものまで幅広く存在しています。標準的には、1回の旅行で何泊するかに合わせてスーツケースのサイズを選びます。1泊の場合は30L、2〜3日の1人旅行の場合は50L程度で足りることが多いです。1週間程度の旅行なら80〜100リットルなどと、基本30L+10L/泊で計算する事が多いです。ただ、家族の荷物をまとめて収納したり、旅の目的によって持ち運ぶ荷物の量も増減するので、サイズは実際の用途に合わせて選びましょう。注意したいのは、季節によって荷物量が変わることです。お正月に帰省するためのスーツケースを購入するなら大きめの方が良いですし、お盆に帰省するなら小さめでも間に合う場合があります。最近は容量の拡張機能がついているスーツケースも多いので、帰りのお土産を予定している、またはパッキングに自信がない場合は、拡張機能がついているスーツケースを選ぶのがおすすめです。レジェンドウォーカーでは、特許取得の「拡張蝶番」機能を備えたものもあり、最大30%の容量アップが可能なスーツケースも用意しています。
重量
スーツケースは軽い方が当然持ち運びが楽になります。ただし、重さで比較すると同時にその特性も重視する必要があります。布生地で作られているソフトキャリーは軽い反面、雨に弱いのと、デザインが限られます。週末のプチ旅行や、近場のバス旅行、屋内移動を前提とする旅には適しているかもしれません。
ハードタイプのスーツケースには、ファスナータイプとフレームタイプがあります。ファスナータイプは開閉部がファスナー式のためフレームタイプよりは軽量ですが、ファスナー部分が水に弱いデメリットがあります。一方のフレームタイプは、フレーム部分が金属でできているのでその分重さが増しますが、雨でケースの中に水が進入する心配がなくセキュリティ面でも安心です。ただ、最近はフレームタイプの商品も軽量化が進んでいて、耐久性と軽量化が同時に求められてきています。
セキュリティ
旅行で盗難被害に遭ったら、せっかくの楽しい気分が台無しになってしまいます。特に海外旅行では、盗難被害に遭わないようセキュリティ性が高いスーツケースを選びたいです。先ほども述べたように、スーツケースには、ファスナータイプとフレームタイプがあります。ファスナータイプはドライバーなどの尖っているものや刃物でこじ開けられてしまう恐れがあります。そのため、ダブルファスナー(セキュリティーファスナー)のような、防犯性能が高いファスナーを採用しているスーツケースがおすすめです。セキュリティ性を最重要視するのであれば、開閉部が金属製のフレームタイプのスーツケースがおすすめです。また、海外旅行に行くのならTS(TSA)ロックが付いたスーツケースがおすすめです。アメリカなどの空港では、係員がスーツケースを開けて検査することがあり、通常のロックで施錠している場合、開錠のためにスーツケースを壊されてしまう可能性があるのです。TSロックの場合、係員が持つ専用の合鍵でも開けられるので、ロックを壊される心配はありません。なお、大前提ですが、貴重品や現金はスーツケースには入れないようにしましょう。どんな頑丈な鍵でも壊される可能性を0にはできないので、自分で身に着けてしっかり守ることが大切です。
持久性
スーツケースはできるだけ長く使えるものを選びたいです。安価すぎるスーツケースは、廉価なパーツを使用し、品質テストもしていない恐れがあるので、何か不具合があったときに対応してもらえるアフターサービスがあるか、要確認です。長く使いたいのなら、頑丈で品質の良いスーツケースであることはもちろん、表面の傷が目立ちにくい色やデザインを選ぶのがおすすめです。
走行性
移動の快適さに直接かかわるキャスターはスーツケースにとっての足であり、スーツケースの使いやすさに関わるとても重要なパーツです。スーツケースのキャスターは2輪タイプと4輪タイプがあります。2輪タイプは、手前の左右にのみキャスターが付いているタイプです。止まっているときにスーツケースが勝手に動いてしまわないというメリットがあります。ただ、スーツケースを動かすとき、車輪が付いていない片側を持ち上げてスーツケースを斜めに倒した状態で歩く必要があるため狭い所や混んでいる場所では邪魔になります。4輪タイプは、四隅すべてにキャスターが付いているタイプです。現在世界中でこちらの方が主流となっています。スーツケースを持ち上げることなく動かせるうえに、小回りが効きやすいのがメリットです。
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